新築一戸建てを現地で確認する際のポイントとは?

新築一戸建てを現地で確認する際のポイントとは?

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新築一戸建ては、分譲住宅や建売住宅などのような家づくりを意味するものです。
分譲住宅や建売住宅の中には、未完成のものと完成済みのもの、更地の状態の3つの販売スタイルが用意されているのが特徴です。
更地の場合には、どのような家ができるのか目で見ることはできませんが、未完成の物件も含めモデルハウスなどを通じて家の仕様を確認することができます。
一方、完成済みの新築一戸建ては内覧ができるので自分たちの目で見て良し悪しを確認して買うべきか否かを決めることができるメリットがあります。
現地での見学の際には家の良し悪しを見抜くための能力が求められるわけですが、専門家に依頼することで手抜きなどを見破って貰えるなどのメリットもあるので、専門家に同行して貰うのもおすすめです。
また、完成したばかりの家を見るときには、ビー玉などを持って行って家が傾斜していないのか否かを確認するなどもおすすめのやり方、後は小さな傷などもしっかり確認しておきましょう。

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新築一戸建て住宅のメリット

新築一戸建ては、中古物件に比べて建物自体が新しく、さまざまな新機能を搭載している設備機器が設置されていることが1番のメリットです。
住宅は、建築基準の厳格化だけでなく東日本大震災や2019年の台風19号など大規模な地震災害が発生する度に住宅の耐久性や耐震性が向上しており、中古物件に比べて居住中の安心感が全く異なる点も大きなメリットです。
中古物件は、以前の居住者の生活様式や定期的な点検の有無など全くわからないことが多いだけでなく購入時の内見やインスペクター制度でも不具合の有無を完璧に見分けることは難しく、購入後に初めて住んでみて不具合を発見することも少なくないのが中古物件の特徴とされています。
そのため、新築一戸建ては入居後に湿気を逃すとともにより多くの太陽光を取り込むことで耐用年数が延長され、いつ不具合が発生するかわからない中古物件に比べて維持費用が安く済むので不意の出費もなく安心して住むことができます。

著者:白土康明

筆者プロフィール

東京都杉並区生まれ。
大学卒業後不動産関係の仕事に従事。
新築一戸建ての魅力を伝えるコラムを書いています。